空飛ぶおもちゃ
先月(2018年3月)に発売されたばかりのDJIとRyze Technology社が共同開発したという期待のトイドローン「Tello」。
私も購入しました。
人生4台目のドローンです。
日本国内では航空法により、ドローンの飛行には国土交通省への申請が必要ですが、ドローンの機体が200g未満のものは「トイドローン」(おもちゃ)と見なされ、この航空法の対象外です。
参考:国土交通省「飛行ルールの対象となる機体」
DJI Telloの機体はなんと80g!!
そのため、モラルを守ればどこでも飛ばすことができちゃうんですよ!
ちなみに、機体重量が200g以上のドローンを飛ばす場合は、航空法において「無人航空機の飛行等に関する罪」が定められており、この罪に該当するとされた場合は五十万円以下の罰金に処するとされていますので、気を付けてください。
購入したワケ
今回は、空撮(写真/ビデオ)が目的でした。
トイドローンって、各社から色んな種類が発売されており、もちろんカメラ搭載で「空撮できる!」とかウリにしてるものもたくさんあるんですが、どれもカメラのスペックがしょぼい!
撮影できたとしても画質が悪くて使い物にならないものばかりだったんです。
DJI Phantomとか、ブレ補正のジンバルも付いていて、4k画質で撮影できるので最高なんですが、飛ばすのに国土交通省へ申請が必要で、気軽に飛ばすことができません。
ということで、
- 機体重量80gでどこでも飛ばせる
- HD720P 30fpsで動画撮れる
- 5MP (2592×1936)で写真撮れる
この3点が決定打でした。
スペック
機体重量 | 80g | カメラ画質 |
video:HD720P 30fps(ジンバルなし) photo:5MP (2592×1936) |
スピード | 8m/s | 伝送距離 | 100m(wi-fi) | 飛行時間 | 13分 | その他の機能 | プログラミング対応 |
開封
ちょっとわかりづらいですが、下を開けるとバッテリーやら説明書やらが入っています。
内容物
- Tello本体
- 説明書
- バッテリー(予備のプロペラも袋に入ってた)
- シリカゲル(*’ω’*)
他の購入者も色んなところで書いてますが、充電用のmicroUSBケーブルは付属していません!
スマホにAndroid使っている人なら持ってると思いますが、microUSBケーブル持ってない人は別途買いましょう・・・
ケーブルくらい付けてくれてもいいのにね。。
機体は小さく、かわいらしい。前面にカメラが搭載。
本体後ろ側にはバッテリーを指すポート。
裏面にはセンサー。
充電~接続
本体にバッテリーを差し込み、microUSBを接続すると、機体前面にあるLEDライトが点滅します。これで約1時間30分充電です。
DJI Telloはスマホのアプリで操作します。
そのため、充電している間にアプリをインストールしましょう。
アプリをインストールし、本体の充電が完了したら、アプリを起動!
画面の説明通り、Tello本体側面の電源を入れ、スマートフォンのWi-FiからTelloに接続します。
たったこれだけ!超簡単!!
レビュー
操作について
スマホアプリでの操作なんですが、結構ちゃんと操作できるんです。
そこそこ反応が良く、もちろん微調整は難しいですが、ある程度思った通りに操作できます。
テイクオフした後の安定感はすごいです。ちょっとした風が吹いていてもキッチリと一定の場所にとどまってホバリングします。
トイドローンの場合、機体が軽いので操作がちょっと難しいイメージがあったのですが、Telloの安定感はハンパない!
室内でも安心して飛ばすことができます。
ワンタップであらゆる飛行を楽しめるフライトモードもあって、ドローン初心者でも簡単に操作できます。
フライトモードについては以下ブログで詳しく説明してくれています!
■Skyfish’s Drone Blog
【Telloの応用操作】ミニドローンTelloのアクロバットなフライトモードの使い方
また、カメラの映像を見ながら操作できるので、機体を見失うこともなく(見失う程遠くまで飛ばせない・・・)安心。
アプリは言語が英語ですが、分かりやすいアイコン等になっているので大丈夫!
カメラについて
これがDJI Telloで撮影した無加工の写真です。
逆光になってしまったのでちょっと暗いのですが、結構キレイですね!
写真についてはこの通り、そこそこ使えるかな~というレベルですが、正直動画は微妙です。
「見れなくもない画質」という程度でしょうか。
だたし、ネットワーク環境がよく(スマホの電波超良い&機体から離れていない等)、機体を動かさずホバリングした状態であれば、まあまあキレイに撮影できるかもしれません。
ちょっとまだ試していないので、機会があれば試してみます。
総評
トイドローンでDJI・Ryze Teckの最新技術が盛り込まれ、簡単操作でそこそこ綺麗な写真(動画)が撮れる!!
これでお値段¥12,800!!!
色々ドローンを見てきましたが、本当にコレはかなりオススメできます。
入門機としても、サブ機としても、1台持っていると色々遊べると思います。
[おまけ]私が過去に購入したドローンたち
ドローン購入の参考にしていただければと思います。
■1台目:「RC EYE One Xtreme」
初めてのドローン。センサー等はついておらず、付属のプロポで操作するため、初心者の私にとってはちょっと難しい機体でした。
GoProを付けて飛ばせるくらいパワーもあって、慣れると相当おもしろい!
山の中で操作不能になり紛失・・・
■2台目:「DJI Phantom 3」
言わずと知れた最先端ドローンのメジャー機種。
恐ろしいほどの安定飛行と超高画質で撮影できるカメラ。文句なしの機体でしたが、航空法により気軽に飛ばせなくなったため、あえなく売却。。。
■3台目:「京商エッグ QuatroX」
極小サイズの手乗りドローン。小さい虫みたいでかわいいんですが、操作が難しく、屋外で遊ぶのも紛失しそうで怖いため、押し入れの奥に封印。。
過去記事:[ドローン]京商エッグ QuatroX – クアトロックスを買ってみた
■4台目:「DJI Ryze Tello」
やっぱり今のところコレがメインになりそう。
ガシガシ使って、そのうち撮影した写真/動画をアップできればと思います。