[雨上等]梅雨に読みたいおすすめビジネス小説/経済小説

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本はいつでも素晴らしい

梅雨は室内で

今年も梅雨ですね。
読書が捗る時期です。

ということで、げんなりしがちなこの時期に、己に喝を入れるために読んで楽しいビジネス小説/経済小説をご紹介するぞ。

これを読めばやる気元気が湧いてくるんだ!!

おすすめビジネス小説/経済小説

燃ゆるとき

【著者/ジャンル】

高杉良/経済小説

【あらすじ】

「僕の自慢は社員です」–社員と共に歩み育てた経営者の実名経済小説!

築地魚市場の片隅に興した零細企業が、「マルちゃん」ブランドで一部上場企業に育つまでを描く。東洋水産の創業者・森和夫は「社員を大事にする」経営理念のもと、様々な障壁を乗り越えてゆく実名経済小説。

【おすすめポイント】

みんな大好き東洋水産「マルちゃん」。これを読むとマルちゃんブランド以外を買わなくなること間違いない。
私の中でトップレベルに好きな本です。

あくまで小説なので事実と異なる部分もあるのだろうが、創業者の森さんという人間の考え方、生き方はとても心を打たれます。
どんなに大企業になっても、自分はただの魚屋のオヤジだという謙虚さ、周囲の人間を包み込む器の大きさ、本当に尊敬します。

信念と情熱をたくさんもらえる小説です。

■参考URL:東洋水産HP

そうだ、星を売ろう 「売れない時代」の新しいビジネスモデル

【著者/ジャンル】

永井孝尚/ビジネス小説

【あらすじ】

温泉旅館で働く新人・諸星明は、衰退する温泉郷の立て直しに挑戦する。しかし周囲は無関心。
過去の成功体験が忘れられない反対派もいる逆風のなか、諸星と数人の仲間で始めた「ディズニーを超える」という挑戦は、「売れない時代」の新しいビジネスモデルを創りあげていく――。
ヒトなし、カネなし、モノなしの限られた状況の中、諸星は新規事業を成功できるのか?
長野県・阿智村で実際に起きた実話に基づくビジネス物語。

【おすすめポイント】

星を売るというおもしろい発想でビジネスを立ち上げていく葛藤を描く。長野県・阿智村での実話ということで、実在する地名・施設名等が登場する。
ビジネスとして参考になる部分は少ないかもしれないが、とっても読みやすくてどんどん読める。主人公の諸星は実在の人物ではないが、好感を持てる。
これを読むと、阿智村へ遊びに行きたくなること間違いない!!

私は今年の夏、行ってみようと計画中!

参考URL:スタービレッジ阿智

風のマジム

【著者/ジャンル】

原田マハ/ビジネス小説

【あらすじ】

ほんとうにあった夢物語契約社員から女社長に――実話を基に描いたサクセス・ストーリー。琉球アイコム沖縄支店総務部勤務、28歳。純沖縄産のラム酒を造るという夢は叶うか!風の酒を造りたい!まじむの事業計画は南大東島のサトウキビを使って、島の中でアグリコール・ラムを造るというものだ。持ち前の体当たり精神で島に渡り、工場には飛行場の跡地を借り受け、伝説の醸造家を口説き落として――。

【おすすめポイント】

酒好きなら是非読んで欲しい、沖縄でラム酒を作った株式会社グレイスラム代表取締役 金城さんをモデルとした物語。
酒好きが高じて自らラム酒を作ろうという夢物語を実現させてしまう行動力や情熱は感動もの。

これも読んだら必ずグレイスラム「COR COR AGRICOLE」を飲みたくなること間違いない!

風の味がするというラム酒を堪能しながら読むのも良いかもしれない。

参考URL:株式会社グレイス・ラム

ビジネス・フォー・パンクス

【著者/ジャンル】

ジェームズ・ワット/ビジネス小説

【あらすじ】

2007年に約300万円で始めたクラフトビールの会社が、わずか7年で売上70億円を超える急成長を遂げる。

熱狂的なファンを世界中でどうやって獲得したのか?
どうやってクラウドファンディングで20億円も集めたのか?
スコットランド発祥のBrewDogの奇跡のマーケティングを、創業者本人が語る!

【おすすめポイント】

パンク好きならおススメ。日本では六本木にあるバー「ブリュードッグ」創業者が語るマーケティング手法。
「人の話は聞くな」「アドバイスは無視しろ」「事業計画なんか時間の無駄だ」などなど、パンク精神を軸として、いかにビジネスを発展させていくかがおもしろい。

本を読むとわかるが、パンクとはいえ、創業者ジェームズ・ワットはかなり真面目な方です。

「世界中の人においしいビールを飲んでもらいたい」ただそれだけで、それ以外はもうどうでもいいぜ!っていう感じがビシビシ伝わってきます。

参考URL:BrewDog Roppongi ブリュードッグ六本木

いかがでしたか

大切なのは情熱とやる気、行動力です。
やる気が出ない時はこういった本を読んでみてはいかがでしょうか。

読み終わった時にとっても元気がもらえまっせ。

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