準備編にて「なす」、「きゅうり」、「しそ」を植えることに決定したので、この3種類に合っている土壌の酸性度(pH)、6.0~6.5の土を作ることにしました。
土づくりの流れとして、
①クワ等で耕して土を柔らかくする
↓
②酸性度(pH)を6.0~6.5にする
↓
③堆肥や肥料を加えて混ぜ合わせる
です。
謎の植物や雑草を除去した土を耕す(2020年03月22日~2020年4月中旬)
とりあえず庭の一角の雑草を除去してキレイにしたわけですが、このまま野菜を植えてもおそらく枯れるだけです。
放置していた土はカチカチに固まっているし肥料もなにも加えていないので野菜作りに適しておらず、まずは野菜作りに最適な土を作っていくことになります。
石ころや雑草の根っこなどの不純物がない状態がベストということで、シャベルで堀り、クワで耕し、土ふるいで余計なものを取っていくという作業です。
クワ・シャベル・土ふるいが必要なので入手しました。
道具を入手したら、まずはクワで耕しまくります。
耕したらシャベルで土をふるいにのせ、塊や石、雑草の根などを除去。
私の場合は、およそ1.7m×2.7mのエリアを耕すことになったのですが、かなりハードな作業です。
深さは約20cm~30cmまでクワで耕し、ふるいにかけていきました。
スポーツするよりキツイくらいの運動量。STAY HOMEでは最高の運動になります。
これから土づくりをしようとお考えの方にアドバイスとして、土ふるいはある程度大きい方が良いです。
畑にする面積にもよりますが、小さいふるいでチマチマやってたらマジで終わりません。。
最低でも30cmくらいのふるいでガシガシやった方がいいです。
あと、できれば数名で・・・私は一人で全部やって死にそうになりました。
この作業をひたすら繰り返すこと約1ヶ月・・・
なんとかフワフワであろうと思われる土にすることができました。
本当に言葉にできないくらいつらい日々でした。
来る日も来る日もクワで耕しシャベルですくい、ふるいにかけて石や塊を放り投げ・・・
軋む足腰、筋肉痛と腰痛のダブルパンチが僕の体を弄ぶ。
運動不足という悪魔が笑いかけ、お前はもうおっさんなんだと耳元で囁きづづけ・・・
汗と涙で前が見えなくても作業を止めるわけにはいきません。
だって「自分で家庭菜園やる」って決めたんだから・・・
負けるな俺。
酸性度(pH)を6.0~6.5にする(2020年4月中旬)
土を耕したら、酸性度を目的の数値にしなければなりません。
まずは現状の土の酸性度が分からないことにはどうすることもできませんので、測定する必要があります。
土の酸性度を測るのに、ph測定器というものがありますが、¥1,000~¥2,000くらいするんですね。
とりあえず1回測定するだけでこの金額を払える程の富豪ではない一般庶民におすすめなのが「住友化学園芸 アースチェック 5ml」。
約45回使えて激安。私はこれを買いました。
使い方は簡単。紙コップなどにの容器に土と水を入れ、よくかき混ぜてしばらく放置。土が下に沈殿した上澄みを取って、液体を数滴入れてフリフリして色を見るだけ。
私の場合、なんとちょうどph6.5くらいだったため、このままやることにしました。
ここで酸性度が低かったり高かったりした場合は石灰をまいたりして調整するようです。
堆肥や肥料を加えて混ぜ合わせる(2020年4月中旬)
耕してフワフワになり、酸性度もph6.5に合わせたので、堆肥や肥料を混ぜ合わせます。
土づくりの完成(2020年4月中旬)
02月中旬から計画を進めた家庭菜園の基盤である土づくりが約2ヶ月かかってようやく終わりました。
そう。まだ「土づくり」が終わっただけです。。
肝心の野菜作りはここからが本番。もう体がボロボロです・・・