発送が遅れに遅れた末、「デザインも採寸方法も全然違う!」と話題のZOZO SUIT(ゾゾスーツ)が私の元にも先週届いた。
新スーツはスマホアプリを起動し、カメラで体を12回に分けて360度撮影することで全身のサイズを測ることができるということだが・・・
私も採寸してみたが、まずは結論から言おう。
「剛力さんとイイことしちゃってる場合じゃねぇぞぞ!」
ZOZO SUIT開封
ということで、まずは届いた商品を見てみよう。
最初に発表された時はものすごいハイテク感だったが、だいぶシンプルなビニール袋に入っている。。。
お詫び状みたいなものも同梱されていた。
撮影のため、スマホを立てるスタンドらしき段ボール紙も入っていた。
チープ感は否めないが、そもそも300円(送料のみでスーツ自体は無料)でいただいているので、ここまでは我慢できる範囲だ。
そしてこれが噂の水玉デザイン。。。
確かにキモチ悪い程ダサいデザインだが、採寸するだけのスーツなので特に問題はないと思う。
コスプレなんかに活用できそうな気もするし、むしろ寝巻として良いんじゃないかと思ったりもする。。
採寸!
なんだかんだ言って、スーツを着て採寸するというチョッピリ未来な感じにワクワク。
胸躍りながらZOZO SUITを着用した。
結構キツイ。ピッチピチだ。
着用した姿の公開は遠慮させてもらうが、採寸するため全身にピッタリフィットするようになっている。
素材はゴムのように伸びるので、問題なく着ることができる。
そして暑い。体にへばりつく感じで、クーラーを入れていない部屋で着たのでなんだかすぐに脱ぎ捨てたくなった。
スマホアプリで撮影
まずはZOZOアプリをスマホにインストール。
起動&ログインをする。
会員登録をしていない人は登録する必要がありそう。
画面右下に「計測・その他」というボタンがあるのでタップ。
画面上部の青い部分「計測を始める」をタップ。
色々と細かい指示が画面上に表示されるので、案内に従う。
ここからは音声で案内されるので、音声に従う。
付属のスタンドにスマホを垂直立てかけ、音声案内の通りに撮影を進めていくことになる・・・・予定だったが・・・・
我慢と忍耐の時間
なぜかうまくスーツを認識しない。
音声案内で「もう少し前に来てください」「もう少し後ろにさがってください」などと、かれこれ10分ほど。。。
カメラに全身が映っていないのかと、別のスマホでカメラを起動し、同じ場所・アングルから見てみるとどうやっても全身映っている。
なぜ認識しない。。。と思っていたら、アプリが落ちた。
再起動し、再度採寸ボタンをタップすると、、、また長い説明が始める。
説明をスキップできない!!!!!
ZOZO SUITを着用し、汗ばむ体のまま、必死にスマホを操る。
溢れ出す汗!絡みつくZOZO!
採寸するには剛力で耐えるしかない!
がんばれ俺!正しい採寸データを取得しなければ彼らを救うことはできない!
またアプリが落ちたら最初からやり直しだ!
不安との戦い!恐怖に怯えながら震える指先でアプリを操作!
赤子を撫でるかのようにそっとスマホをスタンドに立てかけ、全裸ゾゾのまま回転撮影!
音声案内に反抗することなく奴隷のように従順に従い、約30分の格闘末、なんとか無事に撮影を完了することができた。
結果
撮影も完了し、いよいよ結果を見ようと思ったら、またアプリが落ちた。
こんな感じで採寸結果が見られる!すごい。
良い体型とは言えませんが、、、なんか楽しい。
採寸結果に合った服をそのまま購入することができるのもうれしいです。
「スーツを着てアプリで撮影するだけで全身の採寸ができる!」というスマート感が売りだったのかと思っていたが、スーツを着用してから撮影終了まで、およそ1時間がかかっていた。
結論。
正直、ZOZOスーツより、巻き尺で各部を自分で採寸した方が早い!
ということだ。
ZOZOスーツというよりもアプリの方に問題が多いような気もするが、とにかく認識精度悪いし、スーツを着るメリットは今のところ全く感じなかった。
アプリが落ちたのは端末依存の問題もあるような気もするので、まずは説明をスキップできるような仕様に変更していただけると助かりますね。
それでも1度採寸してしまえば、データはアプリに保存されており、そのサイズで服を探すことができるので、それは非常に便利かもしれない。私もZOZOで服を買っていてサイズがわかりづらい時があったが、そんな心配はなくなるだろう。
それでも最後にもう1度言おう。
「剛力さんとイイことしちゃってる場合じゃねぇぞぞ!」