未来を感じるガジェット
先日、ついに我が家にLINEのスマートスピーカー「WAVE」が到着しました。
先行予約販売で購入しておいたんです。むふふふふ
Amazon Echo(アマゾンエコー)やGoogle Home(グーグルホーム)、AppleのHomePod(ホームパッド)やMicrosoftのInvoke(インヴォーク)などなど、スマートスピーカー市場が盛り上がっている中、2017年7月14日にLINEが先行販売したのがこの「WAVE」!
スマートスピーカーはAmazon Echoが購入最有力だったのですが、まだ日本では発売されておらず、その前に日本市場を牛耳るべくLINEが「WAVE」を出してきたので思わず購入してしまったんです。。
スマートスピーカーとは
そもそもスマートスピーカーとはなんぞやっていう人のために簡単に説明すると、音声操作のアシスタント機能を持つスピーカーでAI機能(人工知能)を搭載しているんです。
ですから、普段スマートフォンで操作しているような動作を音声で操作できてしまう超未来を感じることのできるデバイスでございます。はい。
話しかけるだけ
このLINE WAVEも人工知能を搭載しているので、話しかけるだけで端末操作や会話、情報読み上げを行ってくれます。
「Clova(クローバ)、音楽をかけて」
LINE WAVE(Clova):(音楽を再生してくれる)
「Clova(クローバ)、今日の川崎市の天気は?」
LINE WAVE(Clova):「8月28日の川崎市の天気は、曇りときどき晴れです」
など。
超感動!
ちなみにLINE WAVEの人工知能は「Clova(クローバ)」という名前なので、「Clova(クローバ)」と呼びかけてから話しかけます。
LINE WAVE 開封
かなり梱包が凝ってますね・・
ようやくお目見え!!
初見の感想は「意外と大きい」です。
<内容物>
非常にシンプルでいいですね。
接続
本体に電源ケーブルをぶっさして充電。
LINE WAVEを利用するには、スマートフォンに専用アプリ(LINE Clova)をインストールしてペアリングする必要があります。
もちろんLINEアカウントが必要になりますので、LINEを利用していない方は新規に登録が必要ですが、だいたいみなさん使ってますよね。
アプリをダウンロード、インストールして開いたら画面に従ってペアリング完了です。かなり簡単です。
使用感
これで準備は整いました(場合によっては自動アップデートされるかもしれません。Clovaが音声でそのあたりは案内してくれます)。
どきどきしながら話しかけてみました。
「Clova(クローバ)、今日の川崎市の天気は?」
Clova:「今日の川崎市の天気は、曇りときどき晴れです」
きたーーー!!!答えてくれたーーーー!!
「Clova(クローバ)、エッチな話しよう」
Clova:「申し訳ございません。別な言い方で話しかけてみてください。」
「Clova(クローバ)、everybodyぷっちん!っていうプリン知ってる?」
Clova:「申し訳ございません。別な言い方で話しかけてみてください。」
「Clova(クローバ)、宇宙には星がいくつあるのかわかるかい?」
Clova:「申し訳ございません。別な言い方で話しかけてみてください。」
・・・・・
はい。
実はこのLINE WAVE先行版には、「時間を知らせる」「天気を知らせる」「音楽を再生・ストップする」「ボリュームを調整する」くらいの機能しかないんですね。
なので、通常の会話ができるレベルではありません。
いちおう、上記の機能はひととおり正常に動きました。
しかし!!
やはりまだまだ先行版という感じが大きく、レスポンスや認識精度が非常に悪いです。
「Clova(クローバ)」と呼びかけて認識すると、「プンッ」と音が鳴りWAVEが光りだして「音声コントロール待機状態」になるのですが、この状態にならないことが多々あります。
なので、何度も何度も「Clova(クローバ)」と呼びかけなければならず、ぶっちゃけうざいです。
色々試した結果、きちんと「クローバ」と発音して呼びかけると認識精度が高いような気がします。「クローバー」ではないことに注意しましょう。
さらに声を認識し、正しいレスポンスを返すまで2秒~5秒くらいあったりします。
時間を聞いて答えるのに5秒くらいかかるので、時計見た方が早いですw
また、ボリュームコントロールが非常にわかりづらいですね。
というのも、「Clova(クローバ)、音量下げて」と話しかけると、返事をしませんw
でも確認してみると音量下がってるんですねw 思わず「クローバ!なんか返事しろよ!」と突っ込みました。。
あとどうしても気になるのが、日本語の気持ち悪さ。かなりカタコトなんです。イントネーションや区切る部分がぐちゃぐちゃ。
日本語をコンピュータに流暢にしゃべらせるのは難しいのは分かります。なんとかアップデートでもう少しマシな日本語をしゃべってほしいものです。
音声合成ソフト並みに話してくれると最高なんですが・・・
まとめ
まだまだ改善が必要。実用レベルに達していない。
これが正直な感想ですね。
まあ先行版はLINE MUSICが半年分(960円×6か月分)がサービスで付いて¥10,000だったので、価格的に本当にお試しといったところでしょうか。
それでもやっぱり音楽をかけたり、とめたりするのを声で操作できるっていうのは非常に便利なので、届いてまだ2日くらいですが、結構活用しています。
家に帰ったら「Clova、ただいま。音楽かけてよ」みたいな感じで使ってみたのですが、それで音楽が流れ始めた瞬間、かなり近未来な感じがして興奮しました。
正式版は今秋に¥15,000で発売予定ということなので、それまでにどこまで機能改善されるのか注目です。
また先行版のバージョンアップや機能改善が分かり次第追記していきたいと思います。
■LINE WAVE公式サイト
https://clova.ai/ja