グッズのお手入れは大事です
今年の夏は雨が多くてうんざりですね・・・まじで。
とはいえもう何回もキャンプに行っておりまして、愛用のナイフの切れ味が鈍くなってきたので研いでみましょう。
綺麗に見えますが切れ味が結構弱まってきてます。
砥ぎ石で
まあどの家庭にも包丁はあると思いますので、きっと誰もが研ぎ石でナイフとか包丁を研いだ経験があるよね。ということで頑張っていきましょう。
今回使ったのはこちら。
この砥ぎ石の良いところは、#1000と#3000が使えること。
中砥~仕上げ砥まで1個でできちゃうから楽で便利。
■中砥:
700~2000の砥石で、日常の研ぎはこれだけで事足りる。
荒砥を使った後の傷消しや、研削と研磨を兼ねる用途。
■仕上げ砥:
3000以上(実際には4000以上が主体)の微細な砥石。
主に研磨用であるが、これで刃を調整すると長く切れ味を保つ。
ということなんですね。
まずは#1000の方で砥いでから#3000の面で仕上げる!!
スエヒロ 研ぎ器
砥ぎはじめる前に、水につけておきます。
最初は石に空気が含まれているので、ブクブクしなくなるまでつけておきましょう。
詳しい砥ぎ方はナイフ(包丁)によって変わってくるので、自分が持ってるナイフ(包丁)がどんなものなのかちゃんと調べておきましょう。
私が使っているのは「Mora Knife Companion Heavy Duty MG」です。
安くて切れ味よくて、ハードな使い方(バトニング)にも耐えられる最高のナイフです。
モーラナイフは両刃なので、刃の角度に注意しながら両面を砥ぎます。
片刃のナイフ(包丁)の場合は片面だけ砥ぎます。
砥ぎを使ってナイフを砥ぐと黒い液体「砥汁」が出るので、それを使って砥いでいくイメージです。
絶対に砥汁を洗い流したり、ふき取ったりしないでね。汁が大事なんだから!!
で、砥ぎ石が乾くのもNG。なので、かならず水を少しかけながら砥いでいきます。
刃と石が当たるように調整しながら砥ぐので結構大変な作業です。舐めてるとくじけると思います。
ひたすらシコシコ砥いで、ちょっと切れ味試して、またひたすらシコシコ砥ぐ。
これを自分が満足するまで繰り返すのです・・・
終わりはない
ナイフ砥ぎのプロではありませんので、正直「どうなったら完成なのか」は全く分かりません。
通常は10回~15回程度前後に動かすくらいで良いという話も聞いたことがありますが。。
こればっかりは完全に自己満足ですので、少しでもこだわりが出ちゃうと永遠に終わりません。
私がナイフ砥ごうと思った時は、さくっと数十分で終わらせてモーラ・ナイフ以外に包丁もついでに砥いでやろうかな、なんて思っていましたが、気付いたらナイフだけで2時間以上もやっていましたw
結局砥げなかったモーラ・ナイフ以外のやつら。
「頻繁に砥いでるから少しだけ砥ぐ」とか、「紙をスーっと引っかかりなく切れるようにする」とか、「置いたナイフの上に紙を落としたら真っ二つに切れちゃうくらいの切れ味にする」のか・・・
ある程度決めてから砥ぎ始めましょう。。